地域包括支援センター

IFA第14回国際会議に参加して~後編~

おはようございます。夜が明けてしまいました。
今日から国際会議が始まります。

ホテルのモーニングビュッフェで腹ごしらえを。
やはり自分で食べる量を決められるのは安心です。
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後日談ですが、この写真の窓の外のテラスでウェディングパーティが行われ、まるで映画のワンシーンのような光景でした。

会場であるRyerson大学までは徒歩で5分ほど。
オープニングの基調講演はWHOのジョン・ベアード氏、その後パネルディスカッションへと移行します。
流れるようなネイティブ・イングリッシュ、時々起こる笑いの波にいまいち乗り切れません。
私は外旭川病院で英語のレッスンを受けているのですが、休まずにしっかり通っていれば、周りの方々と笑いを共有することができたのではないかしら、と残念に思いました。
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昼食をとるために、チェルシーホテルへ戻ります。
昼食はランチボックスです。会議の開催期間中毎日提供されたこのランチボックスは、ウイズユーグループからの提供です。5種類が準備され、ベジタリアン用のボックスも用意されていました。私はローストターキーを選びましたが、薄くスライスされており、食べやすさへの配慮も感じました。
会場ではポップコーンも振舞われており、甘い甘いクッキーの後にはちょうど良い塩加減でした。サイズはもちろん大きめです。
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初日の午後2時。ついに分科会での発表が始まりました。
私達のチームメンバー、A氏は1番目の発表。発表者は最前列に着席していますが、その背中から緊張感がビシバシ伝わって参ります。つられてこちらも心拍数が急上昇。

A氏の発表が終わりました。まだまだ実感わきません。

2日目、アユック・クリスチャン氏の発表。さすがネイティブと聞き入りましたが、まだ実感わきません。

3日目、秋田市職員として参加されたメンバーがエイジフレンドリーシティ行動計画の実践と成果を発表。このあたりから耳鳴りを感じ、あんなに毎日美味しかった食事の味がしなくなってきました。
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そして遂に迎えた最終日。私が発表する分科会の会場はRyerson大学です。
階段教室、自分が大学生だった頃を思い出します。あの頃は若かった。
ああ、もうやるしかないです。進行役を務める女性の方が、「初めての発表なのね?大丈夫。自信を持って、楽しんで」とネイティブ・イングリッシュで言った気がします。それを聞いていた別の発表者の方が「私はフランス人で、英語はネイティブじゃないわ、あなたと同じ立場よ」とネイティブでないとは思えない英語で言った気がします。皆さん、ありがとうございます、色々な意味で泣きそうです。

発表時間前のひと時。
最前列の中央にいるのが私、無意識に前傾姿勢です。
ゆっくり、一語ずつ、はっきりと。
伝えたい部分を強調して。
何よりも、「伝えたい」と思う気持ち。

一年分の力を出し切ったつもりです。
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発表後にお一人の方から質問を受けました。また、中国から参加した方から名刺もいただきました。
超高齢化の日本における私達の取り組みに、少しでも興味を示していただけたのでしょうか。
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最終日を終え、ほっとしたところで、少しトロントという町のお話を。
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この町は治安が良く、夜でも女性が一人でコンビニに行けるとの話を聞きました。
試しに私もホテル近くのセブンイレブンに行ってみたところ、確かに一人歩きの女性を何人か見かけました。
もちろんおにぎりやおでんは売っていませんでしたので、朝食用にクロワッサンを買いました。

カップラーメンは日本では見かけない日本語標記のものでした。輸出用でしょうか。

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また、写真はないのですが、とある交差点の4つ角全てが、小児病院、老人病院など治療対象の異なる病院となっていました。4つの病院は地下で全て繋がっており、必要に応じて医療スタッフや物資を移動させ、最善の治療を施せるようになっている、とのことでした。

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トロントニアンの台所、セントローレンス市場です。
規格外のサイズのお肉。その場で焼いてくれ、塩コショウやバーベキューソースで食べることができます。

どうしても行きたかった、市場の中のマスタード専門店。
帰りの荷物も考えずに、バイヤーのような買い方をしてしまいました。

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トロントに来て私が感じたのは、人を受け入れる気持ち、優しさです。私のつたない英語に耳を傾け、
「Perfect!」と笑顔で返してくれます。タクシードライバーも「日本に行ったことがあるよ(もちろん英語で)」と、気さくに話してくれます。移民を受け入れ、多様な文化を受け入れるカナダという国の本質が垣間見える気がしました。

今回この国際会議までの準備期間、発表を通じてまず私が感じたのは、「自分の考えをロジカルに相手に伝える難しさ」です。自分の中では根拠があるはずの行動も、伝えることができなければ相手の心に届きません。地域住民の方々に対しても同じこと、地域に帰ってからの、自分のやり方を見直すきっかけになりました。
また、多くの国で高齢化対策として「介護者のメンタルケア」「グリーフケア」が喫緊の課題であり、高齢者を取り巻く環境としての体制作りの大切さを改めて認識しました。
最後に、多くの学びや気づきを与えてくれた今回の会議参加において、参加を後押しして下さった鎌田事務長。さりげなく日々の業務をフォローし続けてくれたシンシアの笈川管理者、菅原さん、佐々木さん。そして、大きな場でのプレゼンの経験が全くない私を、資料作成から発表の時に至るまで全面的にフォローして下さった、穂積理事長、アユックさん、渡邉まり子さん。心からの感謝を申し上げます。

以上、拙文ではございますが、私の活動報告とさせていただきます。


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by withyougroup | 2018-10-09 07:00 | 地域包括支援センター